肝臓病は身近に潜んでる?健康なうちから食事管理を!
肝臓病と聞いてあなたはどう思うでしょう?
「お酒はそんなに飲まないし、私は平気」…と思っていませんか?
実は身近に潜んでいるのが肝臓病、大丈夫と思っていたらいつの間に?ということもないとはいえませんよ。
肝臓病患者は日本に役300万人いる
あなたは肝臓病の患者が日本にどれくらいいるか知っていますか?
実は約300万人もいると言われているのです。
その約8割がウイルス性肝炎、それ以外にもアルコール性肝障害や生活習慣によって起こる脂肪肝炎などもあります。
ですが、肝臓病は自覚症状が出にくいため、気づかないままで症状が進んでしまうことも多くあります。
放置すれば肝硬変や肝がんといった恐ろしい病気につながっていってしまいます。
ちなみに肝臓病は40代以降の男女に多く発症しています。
男性のほうが発症しやすい傾向にあるようです。
肝臓病にならないために
肥満解消
脂肪肝を治すこと、それはすなわち肥満を解消することです。
適度な運動とバランスのよい食事をすることで肥満を解消しましょう。
また暴飲暴食も肥満のもとです。
ストレスが溜まってドカ食い!なんてこともしないように気をつけましょう。
タンパク質をとる
タンパク質は肝臓の細胞を再生するためには重要な栄養です。
必ずタンパク質を摂取しましょう。
タンパク質は肉や魚、卵、大豆製品などに豊富に含まれています。
ビタミンやミネラルをたっぷりと
肝臓では、炭水化物やタンパク質、脂質といったものの代謝が行われています。
この代謝をサポートするのがビタミンやミネラルです。
野菜や果物、豆などからビタミンをしっかり補給しましょう。
もしも食べ物から摂取するのが難しければ、サプリメントを使用するのもいいですね。
アルコールの摂取を控える
適量のアルコールはいい効果ももたらしますが、あまりにも摂取しすぎればそれは肝臓に負担をかけることになります。
アルコールはとりすぎないように気をつけましょう。
また、週に1〜2日くらい休肝日を設けて、お酒を飲まない日を作り、肝臓を休ませてあげましょう。
血液に気をつける
ウイルス性肝炎については、血液から感染することもあります。
人の血液にできるだけ触れないようにしてください。
触れた場所に傷があったりしたら、確実に感染します。
日常生活の中のちょっとしたことに気をつければ肝臓のケアは比較的簡単にすることができます。
肝臓は痛みの神経がないため、その症状を自覚しにくいので、できれば定期的に検査を受けるようにしてください。それも肝臓病にならないための大切な予防法なのです。